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地域に根ざす中で、私たちが気づいたこと

鎌倉ひとはこは、「街の不動産屋さん」としてこの地でスタートしました。
不動産仲介という仕事は「家を売る」「借りる」といった取引をイメージする方も多いでしょう。
私たちは、この仕事を “人と人、人と街、人と地域” の間に立ち、お手伝いさせて頂く仕事と考えています。

この仕事を通じて、鎌倉や湘南に憧れて移り住む方、地域に誇りを持ち大切に暮らす方、
新しいことにチャレンジしながら人と街の関係を創っていく方など、
たくさんの「まちを想う人たち」に出会ってきました。

そんな方々の想いや活動にふれる中で、私たちは思いました。
「まだ出会わぬ面白い人同士が出会ったら、化学反応でもっと街がワクワクするでは」
「ただの不動産屋ではもったいない。このご縁をもっと街に還していきたい」と。

鎌倉ひとはこは、この街で仕事をさせてもらっている立場として、
人や街、地域の力になれることはないか？
いや、むしろ私たちが力になっていかなくては――そう感じるようになったのです。

いつもお世話になっているみなさんに、まだまだ何もお返しできていない。
だからこそ、私たちは“単なる不動産屋さん”から一歩踏み出して、
地域の底力を支えるお手伝いができる存在を目指します。

この街には、世界に誇れるほど個性豊かで魅力的な人、団体、お店、企業、コミュニティがたくさんあります。
そんな「人と街」が循環し、ともに育っていくような、あたたかいメディアをつくっていきたいと思っています。